月曜日, 1月 25, 2010

堂本暁子氏「生物多様性」公開講座を聴く。

~堂本暁子氏の『国際環境議員連盟』(GLOBE)での功績に敬意~

23日午後江東区主催環境公開講座を聴く。講師は前千葉県知事堂本暁子氏。同氏の経歴については、TBS入社。報道部記者・ディレクターから参議院議員当選(1989年)、千葉県知事(2001年)へ転身といった知識しかなかった。プロフィールからNPO法や環境基本法などの国内制定への関与のほかに『地球温暖化と生物多様性』を提言した「国際環境議員連盟」(GLOBE)での活躍。その後のGLOBE日本総裁や世界総裁への歴任、さらに「世界自然保護連合」(IUCN)アジア地域理事や副会長の歴任を知った。最初のきっかけは思いがけないGLOBE議長就任だったという。続く、リオデジャネイロ『地球サミット』(1992年)までの経緯を聴いて同氏の国際的役割と功績を知った。リオ『地球サミット』について次のような重要な経過があったことを話してくれた。
①「地球温暖化」と「生物多様性」の二つの重要な国際条約が制定されたこと。②米国ブッシュ大統領(大)は「地球温暖化」条約のみに署名し、「生物多様性」条約には署名しなかったこと。 ③そのため重要な「生物多様性」が二次的テーマとなってしまったこと。④「利益配分」について「先進国」と「途上国」との間に大きな溝がある。このことは今後も大きな課題になるとのこと。
『20世紀は機械文明の時代、21世紀は生物文明の時代』と言う。江戸文化に見るように日本人の古来からの自然に対する敬愛の精神と共生の文化が多様性ある人間と社会を形成する。それには、『生命(いのち)のにぎわいとつながりの大切さ』について市民への教育の重要性を説いた。特に子供たちへの教育が大切であるという。
江東区の環境について、ビオトープ「ポケット・エコスペース」や「親水公園」のような形で水辺環境を整備していることに賞賛していた。
2010年10月名古屋での『生物多様性条約締約国会議』(COP10)を議長国として日本が提言するテーマ「里山・里海」をどうまとめるか、日本の国際力が試されているという。『生物多様性』の今後の進展には堂本氏の存在は貴重である。同氏のこれまでの国際的活躍に敬意を払うとともに今後の国際社会での活躍に期待したい。
講演の後、ロビーに居た堂本氏に写真撮影をお願いしたら快くツー・ショットに応じてくれた。
有意義な講演の企画ありがとうございました。主催の江東区と運営のNPOネイチャーリーダー江東に感謝、感謝。

0 件のコメント: