日曜日, 4月 09, 2006

「まず私自身が変わる」

■「先ず私が変わらなくてはならない」。小沢一郎氏、民主党代表の就任の挨拶の言葉である。小沢一郎氏自身が党首・代表として表にでることを拒んできた同氏がやっと自分の意志で党首として立ち上がった。二大政党の政治体制の必要性から「小選挙区制度導入」への改革を自ら実現しながらも、「新生党」→「新進党」→「自由党」→「民主党」へと変遷を繰り返してきた。小沢一郎氏はまさに自分自身を進化させながら日本の政治改革を実行してきた真の政治家である。同氏が言うとおり「自民党から民主党への政権交代」ができて初めて日本の構造改革ができたことになる。「まず私が変わる」と宣言し、「政治生命をかける」の心情は本物と感じた。
■今日の10チャンネル「サンデー・プロジェクト」で、小沢氏は「官僚の給料や人員の減量だけを言うのではなく、官僚としての国家的使命と役割とはなにかを説くことが筋で大切である」という田原総一郎への回答には説得力があった。しかし、その国家像はまだ明確ではない。小泉政権の「競争社会」へのアンチテーゼとして日本文明の基調となっている「共生社会」「循環社会」を政策として掲げてほしい。今日の欧米の行き詰づまった「自由社会」へのアンチテーゼでもある。期待したい。

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