■ビオトープには毎日水の補給が必要である。
まさに驚きであるが自宅の近くにビオトープがあった。少なくとも10年以上は放置されていた。修復後の管理を簡単に引き受けたのはよいが、毎日水を補充しないとすぐに底が見えてしまうことが分かった。毎朝、蛇口の開栓に通う事になったが、なぜ、こんなにも水がなくなるのだろうか。人工的に造られているからどこか穴でも開いているのだろうか。コンクリート造りの旧排水溝から漏れているのだろうかと先週まで悩んだ。先週の土曜日、担当責任者に会うことができたのでそのことを聞いたら他のビオトープも同じで、本来は水洗トイレの水槽タンクと同じ《自動開栓装置》をつけないといけないのだという。付いているところもあるとのこと。全部付けるには工事代や水道代等予算の問題があるとのこと。ビオトープは《環境保全》の問題から政策として計画されたはずである。
■水は水蒸気となって上昇し、雨となって下降する。
池の水は一旦水を補給したらあとは雨が降って溜まる。まさか毎日水を補充しなければならないとは恥ずかしながら考えていなかった。水位下降の平均は24時間で約4.5cmである。ビオトープ「東雲2丁目公園」の大きさは120c㎡である。池の大きさは実測で横幅3.0m、縦幅7.5mであるから22.5㎡の面積になる。これに毎日減る水位平均4.5cmを高さとして掛け合わせると、300cm×750cm×4.5cm=1012,500立方cmとなる。約1000リットルである。2㍑ペットボトルで500本である。
■水は地球と人間を循環する。
ビオトープの水補給から、水は蒸気となって上昇し、雨や雪となって下降する。水は循環することを現実的に知った。りんごの落ちてるのを見て「地球の重力を発見した」というニュートンと同じように、ニュートンの時代であったなら、ビオトープの水位の下降を知って、私も「水は地球を循環する」と公言していたかもしれない。


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